メッキアノード電極
kanoアノードに変えることで結果として電圧が下がり、溶液が傷みにくくなり、電気代が下がることが期待できます。
- 電気代が下がる
- メッキ不良が減る
- 溶液が傷みにくくなる
- 品質が安定して研磨等の副資材の消費が減ります
電圧を下げるメリット
- 電気代が安くなる
- メッキの粗面が良くなる
- 凸凹のある物のメッキのバラツキが少なくなる
- メッキ液の痛みが少なくなる
- 設備、アノード、治具の痛みも少なくなる
- アノードが長くても伸びにくい・曲がりにくい
製品の耐久性と効率向上を実現するハイパワーアノード
現代のメッキ技術は、製品の耐久性と機能性を大きく向上させる進歩を遂げています。特に、曲がりにくさ、折れにくさ、そして通電効率の向上は、この技術の重要な成果です。
メッキプロセスによって施されるメッキは、対象物の柔軟性と強度を同時に高めます。これにより、製品は曲げられたり、物理的なストレスが加わったりしても、簡単には折れたり変形したりしません。この特性は、特に製品や長尺物の分野で非常に重要です。
こうした製品はしばしば大きな物理的負荷に晒されるため、メッキによる強化は製品の信頼性と寿命を大幅に向上させます。
さらに、kanoアノードのメッキ技術は通電効率を改善する効果も持っています。金属の表面に緻密なメッキを施すことで、電気伝導性が向上し、電子機器の性能が増強されます。
このように、kanoアノードのメッキ技術は製品や長尺物における曲がりにくさ、折れにくさ、そして高い通電効率を実現することで、幅広い産業分野における製品の品質と性能を飛躍的に向上させています。
この進歩により、より耐久性があり、効率的で、環境に優しい製品の開発が可能になります。
こんなお悩みを解決できるかもしれません！！
- スポット溶接部にメッキが付かない
- 錆が取れにくい
- 時間通り作業しても表面がきれいにならない
※表にはないサイズ、平バー用のアノードの制作も承りますので、お気軽にご相談ください。
外形-内芯径→安全電流
| φ50-30→1294A | φ35-18→ 520A |
| φ40-22→ 748A | φ30-18→ 479A |
| φ40-20→ 653A | φ30-16→ 403A |
| φ40-18→ 567A | φ25-15→ 333A |
| φ35-22→ 701A | φ25-12→ 241A |
| φ35-20→ 607A |
クロームメッキ技術の良し悪しは、アノードの使い方にあると伝われております。
それはサージャントメッキ浴が標準化されて以来変わっていません。
いかに多くの経験を積んでも、アノードの材質の選択が悪ければ、決して良いメッキはつきません。
どんな材質のアノードがつき廻りが良くて、メッキ浴を汚さないかを永年の亘って豊富な経験と共に研究してきました結果、”カノー・アノード”を開発することができました。
きっと需要家の皆様に喜んでいただけるものと確信いたします。
カノー・アノード配合比
メッキのつき廻りが悪い、アノードの消耗が激しい、メッキ液が汚れやすいときには
準特殊品、特殊品をオススメします。
-
標準品
Sn ：4.5〜5.5%
Pb他：その他 -
準特殊品
Sn ：10〜12%
Pb他：その他 -
特殊品
Sn ：20〜25%
Pb他：その他
※100%中の配合比
特殊品によるハルセルテスト（岸松平氏依頼テスト）
メッキ浴 クロム酸：250g/ℓ 温度：45℃±2℃ 硫酸：2.5g/ℓ 使用電流：4A
| 他 社 ア ノ ┃ ド |
メッキ時間 | cr3+g/ℓ | 電着幅m/m | カ ノ ┃ ・ ア ノ ┃ ド |
メッキ時間 | cr3+g/ℓ | 電着幅m/m | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8 | 1.4 | 11.5 | 平均 9.5 |
8 | 2.1 | 20.0 | 平均 21.1 |
||
| 16 | 3.2 | 10.5 | 16 | 4.3 | 24.0 | ||||
| 24 | 2.3 | 9.5 | 24 | 2.4 | 22.5 | ||||
| 32 | 2.3 | 5.5 | 32 | 1.4 | 23.5 | ||||
| 40 | 3.2 | 10.5 | 40 | 2.8 | 15.5 | ||||
※特殊型アノードは貴社仕様に応じて制作致します。
ご注文の際は、略図を添えていただくようお願い致します。
特殊配合品の制作も致します。
【アノード頭部及びフックの寸法】
（フックのコーティング加工も承ります）
※フック寸法（F）は150m/m以内が標準寸法です。但し、形状加工前の寸法です。
150m/mを超える場合は、銅材の価格だけ割増になります。
※フック寸法（F）は150m/m以内が標準寸法です。但し、形状加工前の寸法です。
150m/mを超える場合は、銅材の価格だけ割増になります。
フック形状については、加工例をご参考にしてください。
【フック形状加工例】
（その他貴社のご要望に応じます。）
※粉体塗装・コーティング設備（塩ビ・ポリエチレン・ナイロン）完備
※バレル用リード線の制作も致します。
弊社独自のノウハウはホームページに載せていません。
お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
加納製作所の商品開発
まずは新たな発想を生む
私達の開発環境へお越しください。
知識・経験・ノウハウがそのお悩みを解決します。
