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PLC(FP0H)とインバータ(住友CAI90C)のRS485通信について (1)送信時間、間隔 – 株式会社加納製作所

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PLC(FP0H)とインバータ(住友CAI90C)のRS485通信について (1)送信時間、間隔

PLC(Panasonic FP0H:1台)とインバータ(住友CAI90C:2台)を
RS485のデージーチェーン接続し制御してみます。

・正転

・逆転

・停止

・速度

・加速/減速

この5つの命令をPLCから行えるようにしていきたいと思います。

この5つの命令の組み合わせだけでモータに対して、かなりのことが出来ます。


構成図です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

ハンドシェークでの通信が安全上とても良いのですが、ソフトウェアがとても大変です。

そこで、一定時間間隔で、命令を何回も送信し続ける事にします。

まずこの「一定時間」というのを計算していきます。

モータ速度変更(周波数変更)を例にとってみます。

 


住友インバータの通信条件は

 



通信速度:9600bit/S
通信方式:半2重通信方式
同期方式:調歩同期方式
転送コード:ASCIIコード
送信方式:直列伝送
準拠インターフェイス:RS485
データビット長:7bit
パリティチェック:なし
ストップビット長:2bit
起動方式:ホスト側コマンドによる片側起動方式
待ち時間:10mS
接続形態:RS485 (1:31)
エラーチェック:2バイト(上の表では2ビットになっていますが・・・・間違いです)

簡単に書くと

・RS485 7,N,2 ASCIIデータのみ
・親1 子31台まで接続可能
・必ず親が命令出す 10mS後 子が反応

という事になります。



PLCからの送信データは
「:01062001177051(CR)(LF)」 17文字
10mS後にインバータが「受け取ったよ」という意味で
同じデータ
「:01062001177051(CR)(LF)」 17文字
を返します。

つまり
17文字送信時間 + 10mS + 17文字受信時間
が必要になります。


ここで1文字の送信時間を計算してみます。

1文字送るのに

1 bit  (スタートビット)
7  bit (データ)
2  bit (ストップビット)

この3つが必要になります
1+7+2=10bit
となります。

9600bit/Sということから1秒間に9600ビット
1(秒)÷9600 = 104.2uS(マイクロ秒)
となります。

1文字10bitなので
1.042mS/文字
という事になります。

これに送信(17文字)受信(17文字)の合計34文字をかけます

1.042 x 34 = 35.428mS

送信と受信の間の10mSを足すと

35.428 + 10 = 45.428mS

となります。


ざっくりと

50mS(ミリ秒)とれば大丈夫そうです。

 

今日はここまで。

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