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半自動溶接の近くで Arduino 2台を UART通信

溶接の自動化、製品クオリティをアップさせたいので

マイコン+センサーを取り付けていこうと考えています。

 

最近のセンサーは、センシングの値をデジタル通信で出力するものが多いので

その値をマイコンで受け取ることになります。

 

そこで、半自動溶接の時

近くにマイコンを置いて正常に動作するのか?

通信が、うまくできるのか?

を簡単ながら試してみました。

 

構想はこんな感じです。

何かの試験規格に沿ったテストではなく、現場レベルの実働、簡易試験です。

 

半自動溶接時、近くにArduinoマイコンを2台おいて、

1台はデータ送信、もう1台はデータ受信をし、結果をLED、ノートPCへ送信します。

 

通信条件は

ボーレート:9600 bps

データ:8 bit

パリティ:none

ストップビット:1

フロー制御:なし

 

ブレッドボード上にマイコンを2台乗せて、最低限ながら配線しました。

 

回路とも呼べないレベルです。

上手く送受信できていれば、

1秒間隔で、送信側のLEDが0.1秒点灯し、その後受信側のLEDが0.1秒点灯します。

 

テスト中の様子です。

541と書いてある段ボールの中に、ノートPCが入っています。

 

 

使用したArduinoは秋月電子さんの「AE-ATMEGA328-MINI」を2台です。

 

//———- 送信側プログラム

送信側_main

//———- 受信側プログラム

受信側_main

 

試験中の動画です。

 

試験結果(ノートPCの通信ログ)です。

Arduino_半自動溶接ノイズ試験_001

全く異常なく、通信出来ました。

 

かなり「ラフ」な試験ですが、

半自動溶接の近くで、マイコンが使えないという事はなさそうです。

 

金属ケースに入れたり、ケーブルはシールド線にしたり

通信時のエラーチェックプログラムなど対策を施せば

充分に使えそうです。

 

時間あれば、UARTだけではなく、何かのセンサーとI2C通信、SPI通信などテストしてみようと思います。

 

 

 

 

 

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